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北海道

北海道、行つて來ました!
行かうと思へば今までにも機會がたくさんあつたのに、ぐづぐづしてゐるうちに機會を逃すパターンの繰り返しで、今囘が初めて。
すごい! 雪! 三月終はりにこんなに殘つてゐると思ひませんでした。殘つてゐるどころか結構降つてゐました。

イベントも盛り澤山で、北海道上陸後、伊達市學會宇宙一洞爺サンパレス、宴會、發表、グループ旅行的移動、札幌市、友人宅に居座つて、ラーメン(大將)、ビール、麻雀(まれに見る大勝)、ドイツパン屋の非ドイツパン、某研究室訪問、中國の歌、勉強會、中卯、某クラーク會館、ピリカラーメン、勉強會、ジンギスカン、ビール、燒酎、居眠り、青春の一齣、マクドナルド、インドカレー、赤煉瓦廳舍時計臺テレビ塔、百圓ショップ、狸小路、アイヌ民藝品、路上ライブ、焙煎ラーメン、スーパー、雪、暖中、開拓者氣分で雪の中ずぼずぼ凍死直前百年記念塔開拓記念館、劍玉、シークワーサージュース、愉快な仲間たちと食べ飮み三軒、ビール、テキーラ、がつつり、よわよわ、えむえむ、くどきキャラ全開、インドカレー、雪降りしきる豐平峽温泉、アイスクリーム、ラーメン、小樽、雪、生海膽、帆立、壽司、熊笹燒酎、牛乳燒酎。
その間、舊交をあたためる、親睦を深める、新しく出會ふ、タクシー歸宅を繰り返しました。
居候を決めこんだら毎日遊びにつきあつてくれたひばりが丘さんをはじめ、みんなみんなに大感謝です。
新札幌のヒンディーはONSEN食堂の系列らしいよ。
伊達市は學會誘致してゐるやうです。

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「北極三號」MS-IME版、字音假名遣ひ

IME 用舊假名舊漢字辭書、「北極三號」の MS-IME 版ができました。活用形を一つ一つ登録したりしてゐるので、相も變はらず量だけはすごいです。なんとか實用に耐へると思ひます。

ことえりむけ、MS-IME むけのデータを作るために perl でのテキスト處理をしてゐたのですが、辭書データの整理とスクリプトを書くのが面白くて、ついつい餘計な遊びを始めました。その成果としてなんと字音假名遣ひの辭書ができてしまつた。

字音假名遣ひといふのは漢字の音讀みの「舊假名」ですね。「蝶々」を「てふてふ」と書く類です。「あれ、それは當たり前の舊假名ぢやないの?」とお思ひの方も多いかと思ひますが、大和ことばの假名遣ひと漢語の假名遣ひは別のものと考へた方がいい。舊假名使用者でも字音假名遣ひを使はない方針の人はたくさんゐるやうです。

「北極三號」でも「蝶々」は「ちようちよう」、「獵友會」は「りようゆうかい」と入力することになつてゐました。今囘の字音假名遣ひ辭書では、「てふてふ」が「蝶々」、「れふいうくわい」が「獵友會」と變換されます。

環境がないのでうまく使へるかどうかわかりませんが、MS-IME のほか、Mac のことえりむけ、WXG むけにも作りました。MS-IME は自分でも使つてみます。かな入力ができるから便利。skk は基本的にローマ字入力で、その點は氣に入りません。

と、さきほどことえりでの使用については、「登録も問題なくでき、使用上も問題ない」との報告をいただきました。

字音假名遣ひについては平成疑問かなづかひが正確で詳しくて面白くて爲になります。

朝鮮語や現代漢語、その諸方言の知識があると字音假名遣ひはさらに樂しめます。

まだ、案外、役に立つかもしれないデータがあるんですよ。canna や wnn 用の北極三號とか。昔 EPSON の 98 互換機に freeBSD を導入したをりに作つて、そのままお藏入りになつてゐるものです。メンテナンスしてゐないし、どこに最新版をしまつたか、作業用のディレクトリーにはいろんな作業ファイルが散らかつてゐるはずだけれど、どのファイルが必要なのか忘れてしまったので公開には少し時間がかかるかもしれませんが、この機會にまた見てみませう。

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ことえり用 「北極三號」

舊假名舊漢字による IME の辭書「北極三號」といふのを作つてゐるのですが、これは昔 AISOFT といふ會社から出てゐる WX シリーズ用に作つたのがはじめです。WX シリーズは非常に優れた漢字假名變換のソフトだつたのですが、バージョンアップが止まつて數年たち、Windows XP では動作保證外、Mac の最新 OS では使用不可と、昔のソフトになりつつあります。
ぼく自身は skk といふ漢字假名變換ソフト用の辭書を作り、乘り換へて、それなりに快適に入力ができてゐます。これは公開濟みですが、なにせマイナーな入力方式です。メジャーな入力方式對應をしなければと思ひつつ數年が經過しました。
問ひ合はせをいただいて Mac 標準の漢字假名變換ソフト「ことえり」用に辭書を作りました。暫定版を作つたのですが「使へる」とのお知らせをいただきましたので、公開しました。
近日中に Windows 標準の Microsoft IME 用にも作つてみます。

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ぼくが「舊假名」を使ふ理由2

前囘のに補足。「えー」と「おー」の振る舞ひは非對稱的なんですね。この前關西音韻論研究會でも關聯する話がでました。
ぼくが氣付いたのはローマ字表記に反映された「えー」と「おー」の非對稱性です。訓令式で行きますが、「俊太郎」と「敬介」のローマ字表記、四通り考へられますが、どれを取りますか。ぼくの判斷は:

「俊太郎」 syuntaroo, syuntaro, syuntaro^, ?syuntarou
「敬介」*keesuke, *kesuke, ?ke^suke, keisuke

「?」は少しへんだが見たことがある。「*」はへんだし見たこともない。かなり稀だと思ひます。「敬介」の「敬」の字の讀みの母音が /ei/ (一音節二拍)であるといふ意識の反映だと思ふんです。漢字音の「エー」と「オー」のローマ字表記を鐵道會社で見てみませう。

「えい」(ei): 京阪 (keihan)叡電 (eiden)京福 (keifuku)京成 (keisei) 西武 (seibu)
「おう」(o): 東急 (tokyu)東武 (tobu)東京メトロ (tokyo metro)東葉高速 (toyo kosoku)
「えい」(ei)、「おう」(o): 京王 (keio)

かういつた具合で「えい」が (ei) なのに「おう」は (o) です。

ただし、そもそも正書法がローマ字で行はれる言語からの影響も考へなければいけません。英語では文字 (e) は二重母音を表はしませんが (o) は二重母音を表はすばあひがあります。もしかしたら關係あるかもしれない。

さて、「エー」と「オー」が對稱的な關係にあるとすれば「オー」にも對應する三つのバージョンが豫想されます。

/e:/, /ei/, /e.i/
/o:/, /ou/, /o.u/

ぼくは後者の「オー」の三對立は「エー」ほどはつきり出ないやうな印象を持つてゐます。「舊假名」では區別するんですが。

1. 大きい: オホキイ、 氷: コホリ
2. 應用: オウヨウ、公立: コウリツ
3. 追ふ: オフ、圍ふ: カコフ

強ひて言へば 1. と 2. がより近い。3. が若干違ふ。ちなみに新假名では 1. 對 2. 3. が異なる書き方になります。といふことで、やはりぼくの感覺には合ひません。

今囘はあまり「舊假名」を使ふ理由にならなかつたかもしれませんね。

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