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漕ぎ着く

いろいろなことを竝行してやつてゐるのだけれど、新しいハードディスクを裝着したパソコンがやうやく使へるレベルになつてきて、ほとんどの作業をこちらに移行できました。これでもう作業別の使ひ分けをしなくてもいい。
Windows をやめて FreeBSD といふ OS を入れました。昔 EPSON の 98 互換機に入れたことがあつたのですが、遊んだ程度で使ひこなせなかつたのです。別の Windows パソコンには Debian を入れてみたことがあるけれど、これもあまり觸らなかつた。
ところが普段使つてゐるソフトは OS 以外は unix 系 OS で産まれたもの、unix 系 OS でも動くものが多いのです。Emacs、TeX はもちろんのこと mew、perl、lookup、w3m。コマンドラインで使ふ細かい道具達。cygwin が必要だつたのは Windows だからです。firefox や Opera、OpenOffice も Windows でなくても使へる。
で、なぜ今まで FreeBSD や Linux を使はなかつたかといふと、ソフトの問題ではなく、OS がとつつきにくいからです。ちよつとした設定や周邊機器の利用などでつまづいては、ま、Windows でも同じソフトが動くからいいか、となつてしまふ。
例へば(! ほかにもいろいろですが)今囘は畫面が横にびよーんとなる問題が發生して一週間ぐらゐ直りませんでした。ぼくのパソコンは Fujitsu の loox T50E といふのですが、1280x768 の特殊な横長畫面です。そこに 1024x768 分の情報が横にのびてうつしだされる。同樣の症状でお困りの方、/etc/X11/xorg.conf の書き換へだけではすまないやうです。キーワードは 1280patch-845g-855gm-865g.c で檢索してください。また同名のものでうまくいかないソースもころがつてゐたと思ひます。ぼくは理屈がわかつてゐないのでそれぞれ頑張つてください。
ソフトの設定も少しづつやつてゐますが、やつと使へるやうになつたメーラー(Mew)、まだスパムメールに參つてゐます。判定が正しいかどうかいちいち確認しなければならない。畫像の出るブラウザも今やつとなんとかまともに動くやうになりましたがあまりいぢつてゐる暇がなくネットのおつきあひが滯つてをります。xemacs のフォント設定もよくわからないしまだ見づらくてきついです。
しかしとにかく速い。ハードディスクが速くなつたのもあるかもしれないけれど、やはり OS も關係してゐるのではないかな。素人らしく重い KDE で使ひ始めたのだけれど、それでも速い。KDE は起動が遲いだけであまり有用ではなかつたのでしばらくしてやめました。さうしたらもう Windows にもどるのが莫迦らしいほど速い。Emacs はきびきびしてゐるし TeX のコンパイルはあつといふまだし、pdf ビューアー(xpdf)は一瞬でたちあがるしソフトの切り換へもてきぱきしてゐる。それどころか Linux 互換モードとかで動いてゐる Adobe Reader も立ち上がりストレスがないし、畫像の出るブラウザも Opera にしたらんもう速い速い。こんなに快適に作業が進められるとは思ひませんでした。
氣になるのは migemo の遲さだけかなあ。これは Windows の方が速かつた。便利だけどかう遲いとねえ。
毎日のやうに使つてゐて Windows でなくては困るソフトは pdic だけです。データ自體はテキストファイルでもつてこられるけれど、何かいいソフトないかな。pdic のいいところは檢索の手輕さだけではなく、すぐに編輯作業に移れるところですね。

といふことを樂しみながら、しかしすることまづしなくちや。はあ。

さういふわけで先週にてすべてのパニックを終了する豫定でしたが某訃報が入つてきてまたダウンしてゐます。いろんなことが豫兆のやうに思へてならないのです。日本の方ですが、一番最近のやりとりはパプア・ニューギニアからの朝鮮語のメールでした。殺しても死ななささうな感じで、韓國的な、ぼくの兄貴分を演じる人でした。テレビ番組制作に關はつてゐて、今度はこれやるから見ろなんて言はれるたびに家にテレビないしな、言つたのにな、なんて思つたのがすこし悔やまれるのです。つぎのパプア・ニューギニア訪問では奧さんと聯絡をとつて逢はうと思ひます。つつしんで御冥福をお祈りいたします。

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修復

ハードディスクがクラッシュした。
何の豫兆もなかつた。
最近最も力を入れてゐるディレクトリーだけはまめに保存してゐたのだが、他のディレクトリーは數箇月前のバックアップしかない。復舊の業者に頼んだが思つたより状態が惡いらしく、すでに調査費一萬圓がかかつた上、復舊のための見積はよくて20萬圓近くになるやうだ。
緊急の仕事はもちろんのこと、自分でこつこつ積み上げてゐるデータやメモが一番痛い。スキャンしてオリジナルを破棄してしまつたものもある。思ひ起こせばあれもこれもで、時間の制約もあつたりしてえらい騷ぎになつてゐる。もう笑ふしかないのである。あははははは。
數日間、一番緊急のところを手でやり直してゐる。やつと今また先に進めさうだ。前向き前向き。
全體のバックアップを必ず取ることと、極度にパソコン依存の生活をやめるのが今囘の教訓である。
なんか慌ててハードに詳しい知り合ひに電話したり手傳ひに來てもらつたりした。ありがたうありがたう。

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魔女のスープ

魔女のスープが作りたくなつた。ずるつとした服を着て背中を曲げて得體のしれない材料を入れてはほくそ笑み長いかきまぜ棒でどろどろとしたものを何時間もかきまはすのである。
ここ數日買ひ物をしてゐないので根菜ばかりである。じやが芋に里芋に長芋。最後のコンビーフ。チーズ。卵。マカロニ! 祕密の出汁と藥味で味つけをして、ゆかた寢間着に半纏姿、菜箸でかきまはし續けるとマカロニが煮詰まつていい具合のどろどろだ。若干の刺戟臭にぽくりぽくりと立つ泡と椎茸の軸のやうなものが蛙の脚として立つてゐるのがが魔女のスープの證據だ。魔女のマカロニ雜煮なのだ。
この魔法の雜煮は正月早々トイレの水が止まらなくなつてほとばしる水が玄關を通り拔けてゆくので町の水道屋さんを呼び三萬圓拂ふことになつた人にきくはずなのだ。ふふふふふ。しかも美味しいぢやないか。

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